「賢者の贈り物」

オー・ヘンリの短編小説に、「賢者の贈り物」という話があります。

 

貧しい夫婦が、互いにプレゼントを贈るためにお金を工面しようとして、

妻は、自慢の髪の毛を売って、夫の懐中時計の鎖を買い、

夫は、懐中時計を質に入れて、妻の櫛を買う・・・。

 

中学生か高校生の頃、この美しい行き違いの話を読んで、感動した記憶があります。

 

こういうドラマチックな美しいエピソードは小説だけの話なのでしょうが、

人間関係において、お互いを想う心はいつでも大事なことなのでしょうね。

 

ところで、初めてこの小説を読んでから、20年以上経つのですが、

ずっと印象に残る言葉があります。

 

それは、この一文。

人生は「むせび泣き」と「すすり泣き」と「微笑み」から成り立っているのだと。

なかでは「すすり泣き」がいちばん多くを占めているのだが。

オー・ヘンリー傑作選(大津栄一郎訳)岩波文庫

 

個人的には、実際の人生がこのとおりだとは思いません。

細かく言えば、前段はそのとおりだが、後段がちがう。「微笑み」がいちばん多くを占めているんだ。

そう思いたい,そう信じたい。

ですが、トレードに限定して言えば、まさにそのとおりだと思います。

 

ルールを守れなくて「むせび泣き」をすることもあれば、

損切りが続いて「すすり泣き」をすることもありますし、

利益確定をして「微笑み」を浮かべることもあります。

 

そして、損益的なことは別にして、

体感的には、どう考えても、「すすり泣き」がいちばん多くを占めています。

もちろん、今も「すすり泣き」の時です。

 

でも、そんな「すすり泣き」の時を我慢して、

コツコツとすべきことを行い続ければ、

「微笑み」の時がやって来て、いつしか「東方の賢者」のようになれるんでしょうか~♪

 

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